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種を蒔こう




■種を蒔こう
(聖書個所) 「創世記 21章 1節〜23章20節」

「私はこう考えます。少しだけ蒔く者は、少しだけ刈り取り、豊かに蒔く者は、豊かに刈り取ります。」 (Uコリント 9:6)



 この世の事業に成功する為には、何よりも十分な投資が必要です。いい加減に投資したり、資本が不足な為に途中で中止したりしたら、その事業は光を見ることなく去ってしまうでしょう。

 霊の世界にも、この投資の法則が当てはまります。神の聖なる事業に投資すれば、豊かな神は、必ず、30倍60倍100倍の祝福で報いて下さいます。

 ヨハネ6章5節から13節までには、一人の子供がイエスの働きの為にパン五つと魚二匹を捧げる投資をして、その結果、男性だけで五千人、老若男女を合わせると数万人がお腹いっぱいに食べ、更に12籠分が残ると言う奇跡が起りました。また、一晩中網を下ろして一匹の魚も捕れなかったペテロが、イエスの福音の働きの為に、船をお貸しすると言う投資をすると、船が沈むほどの多くの魚を捕れるようにして、返して下さいました。

 天国の法則の一つに、この世の法則と同じく、「大豆を蒔けば大豆が生え、小豆を蒔けば小豆が生える」と言う種まきの法則があります。聖書には次の様に記されています。「思い違いをしてははいけません。神は侮られるような方ではありません。人は種を蒔けば、その刈り取りもすることになります。」(ガラテヤ 6:7)

 私たちが神の手に何かをおゆだねしたら、神はそれを用いて働いて下さいます。もし、私たちが神の前に何も蒔かないで、「神様、恵みを下さい。「父よ、祝福して下さると信じます。」と言いながら、徹夜祈祷、断食祈祷をするなら、その祈りは貪欲の祈りになってしまいます。また、「私たちは蒔くようなものを持っていません」「私たちには出来ません」と言う言葉を言い立てる人には何の助けも与えられることはありません。

 この様な人は、旧約のエリヤの時代に生きたツァレファテのやもめを見習うべきです。彼女は3年半もの日照りや飢饉の後、最後に残った一つのパンと一杯の水をエリヤを通して神に蒔きました。その結果、彼女の家には、日照りが終わるまで小麦粉が無くならないという奇跡が起りました。ですから、皆さん、今年が祝福の一年になることを願うなら、いま種を蒔きましょう。十分の一献金だけでなく、感謝献金も蒔きましょう。時間を奉げ、身体を奉げましょう。一年が過ぎ去る前に、主が豊かに報いて、収穫を与えてくださいます。















マザーテレサ 愛のことば

 
NO.04006