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挫折感




■挫折感
(聖書個所) 「創世記 32章 1節〜34章31節」

「力の限り、見張って、あなたの心を見守れ。いのちの泉はこれから湧く。」(箴言4:23)

私たちの生活を破滅させるもう一つの要素は挫折感です。挫折感は私たちを簡単に失望させ、否定的な考え持たせ、否定的な言葉を使わせ、それに従った行動をする様にさせます。このような人は創造的な生活を夢見るよりも、いつでも現実を見て、むしろ自分に対して失望や敗北のイメ―ジを持ち、事毎に批判します。 (箴言 4:23)



私たちの生活を破滅させるもう一つの要素は挫折感です。挫折感は私たちを簡単に失望させ、否定的な考え持たせ、否定的な言葉を使わせ、それに従った行動をする様にさせます。このような人は創造的な生活を夢見るよりも、いつでも現実を見て、むしろ自分に対して失望や敗北のイメ―ジを持ち、事毎に批判します。

今日この世の成功者と失敗者との違いを見ると、成功した人は失敗した時に挫折感に陥らないで再び立ち上がりますが、失敗した人は失敗したその場で失望して挫折感に陥り、そのままうずくまってしまうと言う点です。

ですから、私たちが成功するためには、何よりも、挫折しないで、勇気を持って生きていかなければならないのです。

アメリカのカ―ネギ―・サンドスさんは60歳の時に数百万ドルの借金を負って破産してしまいました。これに衝撃を受けて入院しましたが、到底眠ることが出来ませんでした。彼は辛くて夜通し寝返りばかり打っていました。そうしているうちに、翌朝はやく、遠くから賛美歌が聞こえてきました。

風に乗ってきれぎれにかすかに聞こえて来るその賛美歌は、「いかに恐るべきことありしも、みつばさのかげは安らかなり。愛の神は、いかなる時にも頼るなら、守りたまわん」と言う内容でした。彼はこの賛美歌を聴き終わらないうちに、ベットから飛び起きて、声が聞こえる所に向かって歩いて行きました。そして、小さな教会を見つけました。その中には一人の年老いた女性が講壇の前にひざまついて賛美を歌っていました。

ここでサンドスさんは慟哭しながら悔い改め、自分の人生を主にゆだねました。すると心に平安がやってきました。彼は破産する前は社長でしたが、今は屑拾いとして新しい人生に出発しました。そうした後に、彼は、世界で知られる莫大な財産を持つお金持ちになりました。

私たちは、ほんの少しでも腹が立つと、簡単に呪いの言葉を使います。特に「死にそうだ」と言う言葉をよく使います。聖書には、「あなたの口の言葉によって、あなた自身が罠にかかり、あなたの口の言葉によって、捕らえられたなら、」(箴言6:2)と記されています。

挫折感に陥って否定的な言葉を使いながらしゃがみ込んでいると、その人には何時も挫折する環境ばかりがやってきます。ですから、私たちは、言葉使い、聞く事、見る事、考える事などにおいて心を守らなければなりません。

挫折感を植え付けるのは悪魔です。悪魔は私たちが中途で放棄して、挫折する事を待ち受け、絶えず失望させようとします。しかし、決して挫折しては行けません。神が皆さんを助けて下さるのです。















マザーテレサ 愛のことば

 
NO.04011