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とげの種類





■とげの種類
(聖書個所) 「出エジプト記 30章 1節〜32章35節」

「ですから、私は、キリストのために、弱さ、侮辱、苦痛、迫害、困難に甘んじています。なぜなら、私が弱いときこそ、私は強いからです。」 (Uコリント 12:10)




使徒パウロを高ぶらせず、自慢できないようにしたとげは、今日私たちにもやってきて、私たちが高ぶらず、神を離れないように、いつも私たちを警戒させ目覚めさせます。私たちは、使徒パウロにやってきた五つのとげを見ることによって、私たちにも次のようなとげがやってくることを知ることができます。

まず、第一のとげは弱さです。ここで弱さと言うのは、病気のことではありません。神は、罪や病気をとげに用いません。なぜなら、この世に来られた主イエスが、留まられた所々で、また聖霊が臨まれた所々で、罪の赦し、病気の癒しを行なわれたからです。この世に来られた主イエスの目的は、人類を救うためであり、神がくださったとげを取り除くためではなかったのです。ですから、病気はとげではありません。ここで言う弱さとは、肉体的、精神的に、しっかりしない虚弱なことを言うのです。

第二のとげとは、侮辱です。侮辱とは、軽蔑され、辱められることです。もし、皆さんが神の恵みから離れて世俗化したり、高ぶるようになると、みなさんの夫や妻、子供或いは皆さんが祝福した人から馬鹿にされたり、辱められたりし、心に悲しみや苦痛を受けることになるでしょう。これもとげです。

第三のとげは、苦痛です。私たちが主の懐から離れるようになると、私たちがすることすべてに呪いが及んで、苦痛を受けるようになります。事業でも失敗し、家庭でも失敗し、なすことすべてが失敗してしまいます。

第四のとげとは、迫害です。私たちが、神の恵みから漏れると、環境的に迫害されたり、社会的にも家庭的にも迫害がやってきます。

第五のとげとは、困難です。困難とは、私たちが簡単に処理することができない難しい問題を指します。生活が苦しくなり、事がなりそうでならず、手に入りそうで駄目になってしまうような事が困難です。ですから、私たちに、弱さ、侮辱、困難、迫害、苦難のとげがやって来て刺すなら、それはすなわち、神が私たちを守り、よんでくださるしるしであると知らなければなりません。

神は、私たちが神の恵みから離れて、この世に出て行くのを防ぐために、とげを送ってくださいます。また私たちがとげに刺されるとき、悔い改めて、立ち直ることを願われます。ですから、私たちの人生のなかで、このようなとげが生えてきたときには、神の愛をもう一度悟って、感謝の心を新たにし、立ち返って神の御言葉どおりに従順しながら進まなくてはならないのです。
















マザーテレサ 愛のことば

 
NO.04028