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1月7日


■ 世の終わりの兆し

「マタイの福音書 24章 4節〜 9節」
24: 4 そこで、イエスは彼らに答えて言われた。「人に惑わされないように気をつけなさい。
24: 5 わたしの名を名のる者が大ぜい現われ、『私こそキリストだ。』と言って、多くの人を惑わすでしょう。
24: 6 また、戦争のことや、戦争のうわさを聞くでしょうが、気をつけて、あわてないようにしなさい。これらは必ず起こることです。しかし、終わりが来たのではありません。
24: 7 民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり、方々にききんと地震が起こります。
24: 8 しかし、そのようなことはみな、産みの苦しみの初めなのです。
24: 9 そのとき、人々は、あなたがたを苦しいめに会わせ、殺します。また、わたしの名のために、あなたがたはすべての国の人々に憎まれます。


ある日、イエス様がエルサレムの宮から出て行かれるとき、弟子のひとりが、「先生、ご覧ください。これはまあ、何とみごとな石でしょう。何とすばらしい建物でしょう。」と、言いました(マルコ13:1)。するとイエス様は、「この大きな建物を見ているのですか。石がくずされずに、積まれたまま残ることは決してありません。」と、言われました(マルコ13:2)。

同行していた弟子たちは驚きながら、「お話ください。いつ、そういうことが起こるのでしょう。」と、たずねました。すると、主は次のように世の終わりについて語られました。

イエス様は、世の終わりの一般的な兆しとして偽キリストと偽預言者が現れる、と話されました。ところが、こんにち、世界のいたる所で数多い偽預言者が現れて多くの人々を惑わしています。

 また、イエス様は戦争に関するうわさと方々に飢饉と地震が起こると話されました。ところが、最近私たちは新聞やテレビを通してその御言葉が実際に現れているのを見ることができます。すなわち、地球村のあちこちで絶えず戦争が起こり、エルニーニョとラニーニャ現象が現れて、その影響で世界の各地に気象異変が起こり、多くの人々が犠牲になり、莫大な経済的損失を受けています。そのような現象は全部世の終わりの兆しです。

しかし、私たちは、主の再臨の日を具体的に知ることはできません。なぜなら、イエス様は「ただし、その日、その時がいつであるかは、だれも知りません。天の御使いたちも子も知りません。ただ父だけが知っておられます。」(マタイ24:36)と仰せられたからです。ですから私たちは、今日主が来られるとしても、喜びでお迎えすることができる姿勢ができており、いつも目を覚まして祈り、熱心に福音を述べ伝える人生を生きて行かなければなりません。




お祈り

主よ!方々に飢饉と地震が起こり、戦争によって数多くの人々が犠牲になる世の終わりの兆しが現れています。私たちを捕らえてくださり、揺れ動くことがないように助けてください。いつも聖霊充満であり、喜びを持って主を迎えることができる聖徒とならしめてください。目を覚ましていつも祈り、福音を宣べ伝える人生を生きるように導いてください。 イエス様の御名によりお祈り申し上げます。アーメン。