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4月10日


■偶像崇拝の結果

「コリント人への手紙 第一 10章:14節〜17節」

10:14 ですから、私の愛する者たちよ。偶像礼拝を避けなさい。

10:15 私は賢い人たちに話すように話します。ですから私の言うことを判断してください。

10:16 私たちが祝福する祝福の杯は、キリストの血にあずかることではありませんか。私たちの裂くパンは、キリストのからだにあずかることではありませんか。

10:17 パンは一つですから、私たちは、多数であっても、一つのからだです。それは、みなの者がともに一つのパンを食べるからです。




アメリカの‘マサチューセッツ’州のある教会の創立者の中に、韓国の済州島出身の外科医者がおりました。その人は当初、教会を建てるにあたって献身的に忠誠を尽くし、素晴らしく祝福していただきました。病院の運営がうまくいってたくさんのお金を稼ぎ、その上に子供たちもみな立派に育ってくれたので、この世の中で何一つ羨ましいことがありませんでした。


ところが、彼はこのように裕福になるや、神様の代わりに子供たちと財産と事業に熱心に仕え、それらが偶像になってしまいました。ある日、その教会の牧師先生が、「もう、これからは教会に熱心に出席なさって、主のお恵みにも与ってください。」と、彼に勧めました。しかし彼は、「一昔は、私が孤独だったので教会にも出席し、イエスも信じましたけど、今は足りないものがなく、満足に暮らしていますので...。」と言いながら、教会には顔も出そうとしませんでした。


ある日、彼は、二人の息子がスポーツカーを買ってください、とねだるので、買ってあげました。息子たちは、その車を乗り回しながら心行くまで楽しみました。ところが数日が経って、二人の息子たちがスポーツカーをフルで走らせながら家に帰る途中、一抱えもある大きな木に突き当たってしまいました。この事故で下の息子はその場で息が絶え、上の息子は片目を失いました。これらは、すべてが偶像を崇拝した結果でありました。


このように、神様以外の他の神(偶像)に仕える時に、私たちは恥をかき、苦しい目に会い、挫折と滅亡に襲われるようになるのです。聖書に、『あなたがたは、彼らの中のある人たちにならって、偶像崇拝者となってはいけません。』(コリント人への手紙第一10:7)と記録してあり、また『子どもたちよ。偶像を警戒しなさい。』(ヨハネの手紙第一5:21)とも記録されています。


私たちに、神様よりもっと愛するのがあったら、それがまさに偶像崇拝なのです。従って私たちは、愛の対象に対する優先順位をはっきりと決めなければなりません。「マタイの福音書22章37節〜40節」に、『そこで、イエスは彼に言われた。「『心を尽くし、思いを尽くし、知力を尽くして、あなたの神である主を愛せよ。』これがたいせつな第一の戒めです。『あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。』という第二の戒めも、それと同じようにたいせつです。律法全体と預言者とが、この二つの戒めにかかっているのです。」』と記録されているのです。




お祈り

聖く、愛であられる、わが父なる神様!聖書に、偶像を崇拝する者には3〜4代に至るまで呪いが臨む、と記録されています。神様よりもっと愛する対象があったら、それが偶像崇拝であることを悟りました。私たちの家庭の誰一人も、偶像を崇拝することがないように助けてください。家族が皆、神様を第1に愛し、神様の戒めに従順に聞き従い、神様第一主義で生きて行くように導いてください。 イエス様の御名によってお祈り申し上げます。アーメン!