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4月25日


■勇敢に戦い抜きなさい

「テモテ人への手紙 第一 1章18節〜20節」

1:18 私の子テモテよ。以前あなたについてなされた預言に従って、私はあなたにこの命令をゆだねます。それは、あなたがあの預言によって、信仰と正しい良心を保ち、勇敢に戦い抜くためです。
1:19 ある人たちは、正しい良心を捨てて、信仰の破船に会いました。
1:20 その中には、ヒメナオとアレキサンデルがいます。私は、彼らをサタンに引き渡しました。それは、神をけがしてはならないことを、彼らに学ばせるためです。




私たち信じる人たちの人生は、一言で言うと毎日が戦争です。これは、世俗的であり、肉体的な戦争ではなく、天に属した霊的な戦争です。言い換えれば、聖徒たちは一生を終える時まで悪に対して、世俗に対して、そして、悪い霊共に対して戦いながら生きていく人々なのです。それで、聖書は、『私たちの格闘は血肉に対するものではなく、主権、力、この暗やみの世界の支配者たち、また、天にいるもろもろの悪霊に対するものです。』(エペソ人への手紙6:12)と記録しているのです。


イエス様の生涯も、絶え間がない戦争の毎日でありました。イエス様は、公生涯の初期から荒野でサタンとの一大戦争をして勝利なさいました。その後にも継続して罪と疾病と呪いと死を武器として働くサタンと戦われ、終局的には十字架の上でサタンとの最終的な戦争をなさり、死なれてからよみがえられることによって、完全な勝利を収められました。「ヨハネの手紙第一3章8節」に、『神の子が現われたのは、悪魔のしわざを打ちこわすためです。』と記録されています。


今日の本文「18節」を見ますと、使徒パウロは、テモテに「預言によって、勇敢に戦い抜きなさい。」と頼みました。これは、主の御言葉を持って戦いなさい、という意味です。イエス様も荒野で、サタンの試みを受けられた時、神様の御言葉で退かせました。このように、神様の聖なる御言葉は悪に勝ち抜く絶対的な武器となるのです。


また、使徒パウロは、信仰と正しい良心を持ちなさい、と頼みました。「ヨハネの手紙第一5章4節」には、『なぜなら、神によって生まれた者はみな、世に勝つからです。私たちの信仰、これこそ、世に打ち勝った勝利です。』と記録されています。私たちが勝利者となられたイエス・キリストを信じて従順に聞き従う時、世の中のどのような悪の勢力にも勝ち抜くことができます。


更に私たちは、信仰とともに正しい良心を持たなければなりません。正しい良心とは、「清い良心」とも言うことができます。私たちがどうする時、正しい良心を持つことができるでしょうか?「ヘブル人への手紙9章14節」には、『まして、キリストが傷のないご自身を、とこしえの御霊によって神におささげになったその血は、どんなにか私たちの良心をきよめて死んだ行ないから離れさせ、生ける神に仕える者とすることでしょう。』と記録されています。従って、イエス・キリストの血潮で良心を回復したクリスチャンたちは、あらゆることを行うにあって良心に従わなければならないのです。


このように、私たちが神様の御言葉に従って勇敢に戦い抜きながら、信仰と正しい良心を持つ時、私たちはすべてに勝利することができるのです。




お祈り

聖く、愛であられる、わが父なる神様! 私たちは毎日、悪い霊共と戦いを継続しています。しかし、神様は私たちに充分に勝ち抜くことができる武器を与えてくださいました。神様の御言葉とイエス・キリストの血潮によって悪霊共に敵対し、毎日勝利する私たち家族となるように助けてください。  イエス様の御名によりお祈り申し上げます。アーメン!