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4月27日


■毎日、聖書を読みましょう

「テモテへの手紙 第二 3章:15節〜17節」

3:15 また、幼いころから聖書に親しんで来たことを知っているからです。聖書はあなたに知恵を与えてキリスト・イエスに対する信仰による救いを受けさせることができるのです。
3:16 聖書はすべて、神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練とのために有益です。
3:17 それは、神の人が、すべての良い働きのためにふさわしい十分に整えられた者となるためです。




今日の本文(奉読箇所)を見ますと、聖書がどういう本であり、書かれた目的が何であるのかがはっきりと啓示されています。聖書は40人あまりの著者たちによって、1600余年にわたって書かれた本です。このように、聖書が長い期間にわたって多様な著者たちによって記録されたのにもかかわらず、内容上の誤謬がなく、統一性を持っているのは、神様の霊感によって書かれたものであるからです。


「ペテロの手紙第二1章21節」にも、『なぜなら、預言は決して人間の意志によってもたらされたのではなく、聖霊に動かされた人たちが、神からのことばを語ったのだからです。』と記録されています。それでイエス様は、『この天地は滅び去ります。しかし、わたしのことばは決して滅びることがありません。』(マタイの福音書 24:35 )と仰せられました。それでは、聖書はどういう目的で記録されたのでしょうか?


まず、聖書は、人類が救いに至る智恵を得るようにするために記録されました。神様が、私たちに聖書を下さった理由は、私たちがその御言葉を読んで救いに至る智恵を得るようにするためなのです。すべての聖書は、救いに至ることができる智恵を盛り込んでいます。この聖書の智恵は、人間の智恵ではなく、神様の智恵です。


人は、ひとえにイエス・キリストを信じることによってだけ、永遠のいのちを得ることができるのです(ヨハネの福音書 3:16参照)。聖書は、まさに神様のこの素晴らしい救いのご計画を明らかにしてくれる本です。それで、使徒パウロは本文「15節」を通して、『聖書はあなたに知恵を与えてキリスト・イエスに対する信仰による救いを受けさせることができるのです。』と宣言しました。聖書は、私たちを救いに導く本なのです。


また、聖書は、神の人として十分に整えられた者となるようにするために記録されました。これは、聖書を通して救いを得、神の子になれるということを意味します。それで、イエス様も、『あなたがたは、聖書の中に永遠のいのちがあると思うので、聖書を調べています。その聖書が、わたしについて証言しているのです。』と言われたのです(ヨハネの福音書5:39)。


そして、聖書は、神の人としてすべての良い働きをするにふさわしい者となることができるようにするため書かれました。


さらに、聖書は、神の人に神様の御言葉を通して神様の御心を教え、あやまちを責め、正しくし、義を教えるために記録されました。ですから、私たちは聖書を読んで悟り、御言葉通りに実践することによって、正しい神の子、良いことを行おうと努力する神様の子たちとなることができるのです(テトスへの手紙2:14参照)。




お祈り

聖く、永遠の愛であられる、わが父なる神様!神様が私たちに、聖書の御言葉を通して救いに至る智恵を与えてくださり、神の人として十分に整えられた者となるようにしてくださり、また、良い行いが何であるか、神様の御心をどうなのかを教えてくださって、有り難うございます。私たち家族がみな、毎日、御言葉を読み、口ずさみ、そして正しい道に歩むことができるように、助けてください。 イエス様の御名によってお祈り申し上げます。アーメン!