前へ    次へ

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月


2006年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
             


6月10日


■試みに勝つためには

「ヨハネの黙示録 2章:10節〜11節」
2:10 あなたが受けようとしている苦しみを恐れてはいけない。見よ。悪魔はあなたがたをためすために、あなたがたのうちのある人たちを牢に投げ入れようとしている。あなたがたは十日の間苦しみを受ける。死に至るまで忠実でありなさい。そうすれば、わたしはあなたにいのちの冠を与えよう。

2:11 耳のある者は御霊が諸教会に言われることを聞きなさい。勝利を得る者は、決して第二の死によってそこなわれることはない。




私たちがこの世を生きていく間に、大小様々な試みに数もなく会うようになります。私たちが会う色々な試みは、私たちの欲が原因となる場合もあり、神様が私たちの信仰を向上させるために与えられる事もあります。私たちは、試みに会う時どのような態度で克服しなければならないでしょうか?

第1番目に、試みに勝つためには、先ず神様の御言葉で充満にならなければなりません。イエス様は、悪魔の三つの試みに対して、全部神様の御言葉で勝利なさいました。イエス様が「申命記」に記録されている神様の御言葉で悪魔に敵対するや、悪魔は悄然として立ち去りました。

このように、私たちも「創世記」から「ヨハネの黙示録」までの神様の御言葉を正しく知り、心の中に立派に貯めていたら、悪魔がいくら巧妙に罠をかけて置き、甘く誘惑して来ても、これを直ちに退ける事ができるのです。

第2番目に、試みに勝つためには、私たちは堅固な信仰で生きて行かなければなりません。悪魔がもたらす試みは、環境を通した不安と恐怖から始まります。悪魔は環境を通して、「あなたは、もう希望がない。破滅だよ。完全に終わったんだ。」と、否定的に囁きながら、人たちを挫折と絶望に引き下ろします。

しかし、信仰で生きる人は、耳には何の音も聞えず、手には触れるものが何もなくても、聖書に記録されている確かな神様の御言葉にすがり付いて、大胆な信仰で勝ち抜いて行く事ができるのです。

第3番目に、試みに勝つためには、どんな事にも不平を呟いたり、恨んだりしてはいけません。イスラエルの民たちが荒野を通りながら試みに会う時、絶えず彼らは不平を言い、恨みました。それで彼らは結局、破滅されてしまいました。不平を言ったり、恨んだ人たちはみな、カナンの地に入って行くことができなかったのです。不平とか恨みとかは、悪魔に私たちを破壊させることができる良い機会を与えるのです。

反対に、感謝する事は神様の御心であり(テサロニケ人への手紙第一5:18参照)、神様の救いに至る近道です。ですから私たちは、どんな場合でも不平を言うとか、恨むとかせずに、試みに会う時、かえって感謝の祈りを捧げなければなりません。これが試みに勝つ大きな力になるのです。




お祈り

全知全能であられる、わが父なる神様!

イエス様が、悪魔の試みに立派に勝たれた事実を事新しく知りました。私たちに、主の御言葉と信仰で充満になるようにしてくださり、すべてのことに不平を呟いたり、不満を言ったりしないように助けてください。そして、いつも主に感謝しながら生きて行くように導いてください。

イエス・キリストの御名によってお祈り申し上げます。アーメン!