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6月26日


■目に見えない世界

「列王記 第二 6章:13節〜17節」
6:13 王は言った。「行って、彼がどこにいるかを突き止めなさい。人をやって、彼をつかまえよう。」そのうちに、「今、彼はドタンにいる」という知らせが王にもたらされた。
6:14 そこで王は馬と戦車と大軍とをそこに送った。彼らは夜のうちに来て、その町を包囲した。
6:15 神の人の召使いが、朝早く起きて、外に出ると、なんと、馬と戦車の軍隊がその町を包囲していた。若い者がエリシャに、「ああ、ご主人さま。どうしたらよいのでしょう」と言った。
6:16 すると彼は、「恐れるな。私たちとともにいる者は、彼らとともにいる者よりも多いのだから」と言った。
6:17 そして、エリシャは祈って【主】に願った。「どうぞ、彼の目を開いて、見えるようにしてください。」【主】がその若い者の目を開かれたので、彼が見ると、なんと、火の馬と戦車がエリシャを取り巻いて山に満ちていた。




信仰は目に見えない世界を見ることです。今、私たちの目の前に見える、この美しい世界は創造される前に、既に神様の御心の中に計画されていました。そして、神様が「あれ。」と仰せられるとき、神様が計画されたとおりに形態をそろえて創造されたのです。

エリシャの若い召使は、目に見える世界だけを信じる人でありました。彼は、アラムの王がイスラエルを侵攻する前に、先ずエリシャを生け捕るため送ったアラムの軍隊が、蟻の群れのように町を包囲し、槍と剣が朝日の光にぴかぴか輝くのを見て、天が崩れ落ちるたかのように落胆しました。もう死んだのだ、と思いました。このように、目に見える世界だけを見る信仰は、環境が変化されるとき、一緒に変化されます。

しかしエリシャは、目には見えない、霊的な世界を見る信仰を持っていました。彼は、霊の眼が開かれていて、数多い火の馬と戦車がアラムの軍隊を取り巻いて山に満ちているのを見ました。そして、神様にお祈りして、若い召使の霊の眼が開かれて見ることができるようにしました。このように、お祈りは見えない世界に対する信仰を、現実に移しておく役割をします。こんにちも神様は、エリシャのような聖徒を探しておられます。

皆さん、今、苦難の中にいるのでしょうか。目に見える世界を信じないでください。その世界は、アラム王の軍隊のようにサタンの権威が陣を敷いている世界です。その向こう側の世界を見てください。私たちを助けるために来ておられる、助け主聖霊さまを見てください。そのとき皆さんは、「私とともにいる者は、彼らとともにいる者よりも多く強いのだから...。」と言う事実を確実に悟るようになるのです。




お祈り

万軍の主であられる、父なる神様!

主の強い御腕で私たちをとらえてくださり、見守ってくださって有り難うございます。今日も私たちの目が開かれて、霊的な世界を見、信仰によって勝利することができるように助けてください。

イエス様の御名によりお祈り申し上げます。アーメン!