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7月2日


■ヨシヤ王の宗教改革

「列王記 第二 22章 3節〜10節」
22: 3 ヨシヤ王の第十八年に、王はメシュラムの子アツァルヤの子である書記シャファンを主の宮に遣わして言った。
22: 4 「大祭司ヒルキヤのもとに上って行き、主の宮に納められた金、すなわち、入口を守る者たちが民から集めたものを彼に計算させ、
22: 5 それを主の宮で工事している監督者たちの手に渡しなさい。それを主の宮で工事している者たちに渡し、宮の破損の修理をさせなさい。
22: 6 木工、建築師、石工に渡し、また宮の修理のための木材や切り石を買わせなさい。
22: 7 ただし、彼らの手に渡した金を彼らといっしょに勘定してはならない。彼らは忠実に働いているからである。」
22: 8 そのとき、大祭司ヒルキヤは書記シャファンに、「私は主の宮で律法の書を見つけました。」と言って、その書物をシャファンに渡したので、彼はそれを読んだ。
22: 9 書記シャファンは王のもとに行って、王に報告して言った。「しもべたちは、宮にあった金を箱からあけて、これを主の宮で工事している監督者たちの手に渡しました。」
22:10 ついで、書記シャファンは王に告げて、言った。「祭司ヒルキヤが私に一つの書物を渡してくれました。」そして、シャファンは王の前でそれを読み上げた。





今日の本文には、ヨシヤ王が、堕落したユダの宗教を改革する内容が記録されています。ヨシヤ王は、アモン王の息子で、心と力を尽くして神様の律法を行い守った立派な王様でありました。彼は在位18年の時に、エルサレムの主の宮が破損し、朽ちていたので、これを修理しました。

その時、大祭司ヒルキヤが神様の律法の書を発見して、それをヨシヤ王に渡しました。ヨシヤ王は、その律法をすべての民たちに公布して全国民が悔い改めるようにし、一大改革を断行しました。ここで、私たちは次のような教訓を得ることができます。

ヨシヤ王が、破損し朽ちた主の宮を修理したと言うことは、神様に対する礼拝を新しく改めたと言うことであり、また心の聖殿を修理したと言う意味があります。

私たちが礼拝を新しく改め、心の聖殿を正しく建てたら、その次には律法、即ち、神様の御言葉をいただくようになります。今日の本文を見ますと、大祭司ヒルキヤは王の命令で主の宮を修理する途中、神様の宮で律法の書を発見するようになりました。律法の書を発見したと言うことは、御言葉のリバイバルを意味します。私たちの信仰の中に神様の御言葉がリバイバルされなければなりません。そうしてこそ、私たちの信仰と人生が新しくなり、改革されるようになるのです。

神様の御言葉がリバイバルされたら、悔い改めるようになります。「列王記第二22章16節〜17節」に、『主はこう仰せられる。見よ。わたしは、この場所とその住民の上にわざわいをもたらす。ユダの王が読み上げた書物のすべてのことばを成就する。彼らはわたしを捨て、ほかの神々に香をたき、彼らのすべての手のわざで、わたしの怒りを引き起こすようにした。わたしの憤りはこの場所に燃え上がり、消えることがない。』と記録されています。このような神様の御言葉を聞くや、ヨシヤ王は自分の衣を裂き、声を出して泣きながら悔い改めました。それで、神様はヨシヤ王の世代を審かれなかったのです。

神様の聖霊がとどまっている私たちの心が新しくなったら、神様の御言葉が臨み、御言葉が臨んだら悔い改めるようになるのです。これがまことの信仰改革なのです。





お祈り

私たちを聖殿としてとどまっておられる、わが父なる神様!

私たちが、悟りと悔い改めの霊で満たされるようにしてください。私たちが神様の御言葉に接する時、その御言葉を悟り知り得て悔い改め、神様の御言葉にいつも従順に聞き従うように助けてください。

イエス様の御名によってお祈り申し上げます。アーメン!