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7月5日


■御答えを頂いた時に注意しなさい

「歴代誌 第一 5章23節〜26節」
5:23 マナセの半部族の人々は、この地、すなわち、バシャンからバアル・ヘルモン、セニル、ヘルモン山に至る地に住み、その数はふえた。
5:24 彼らの一族のかしらたちは次のとおり。エフェル、イシュイ、エリエル、アズリエル、エレミヤ、ホダブヤ、ヤフディエル。この人たちは、勇士であり、名のある人々であって、彼らの一族のかしらであった。
5:25 ところが、彼らは、その父祖の神に対して不信の罪を犯し、神が彼らの前からぬぐい去って滅ぼされたその地の民の神々を慕って不貞を犯した。
5:26 そこで、イスラエルの神は、アッシリヤの王プルの霊と、アッシリヤの王ティグラテ・ピレセルの霊を奮い立たせられた。それで、彼はルベン人とガド人、およびマナセの半部族を捕え移し、彼らをハラフと、ハボルとハラとゴザンの川に連れて行った。今日もそのままである。




ヨシュアの導きでカナンの地に到着したイスラエル12部族は、地を分配しました。そのうち、ルベン部族とガド部族、及びマナセの半部族は、ヨルダン川の東方の地を分配して貰いました。彼らは、その地に住んでいたハガル人と戦って勝ち、多くの戦利品を分捕りました。

ところが、イスラエルの民たちがハガル人たちと戦って勝った理由に対して、聖書には、『助けを得てこれらに当たった。それで、ハガル人およびこれとともにいた者はみな彼らの手に渡された。それは、彼らがその戦いのときに、神に呼ばわったからである。彼らが神に拠り頼んだので、神は彼らの願いを聞き入れられた。』(歴代誌第一5:20)と記録されています。

このように、戦争の勝敗は神様の御心によるのです。ですから、こんにち、悪魔とこの世とを相手に戦う聖徒のもっとも強力な武器は、まさに神様の御力に拠り頼む信仰であることを、私たちは知らなければなりません。

ルベン人、ガド人、及びマナセの半部族は、その地に住みながら繁盛しました。ところが、神様の祝福をいただいて生活が安定するや、彼らは偶像を崇拝し始めました。イスラエルの民たちがカナンの地の七つの部族を滅ぼして、そこを占領することも重要なことでありましたが、そこで神様が与えてくださった祝福を維持することはもっと重要なことでありました。それなのに、ルベン人、ガド人、及びマナセの半部族は神様が与えてくださった祝福を管理し、長持ちすることに失敗してしまいました。

ルベン人、ガド人、及びマナセの半部族が犯した罪は、こんにち、神様の民となった私たちクリスチャンも陥りやすい罪です。私たちが難しいことに出会った時には神様に拠り頼み、神様に呼ばわり祈り求めて御答えをいただきます。しかし、立場が良くなり、繁盛するようになったら、いつの間にか安逸になって神様から遠く離れ、肉の欲、目の欲、この世の自慢を追い求めて駆け回ります。

このように、神様の恵みをいただいた後に再び世俗に溺れて行く人たちには、神様が与えてくださった祝福がかえって禍となってしまうのです。ですから、私たちは神様から御答えをいただいてすべてに幸いを得るようになった時には、益々神様に拠り頼み、仕えなければならないのです。





お祈り

私たちのために戦って下さる、父なる神様!

私たちがひとえに神様にだけ拠り頼み、主がほどこしてくださった祝福を維持して行くことができるように助けてください。そして私たちが叉と、世俗に溺れないように導いてください。

イエス様の御名によってお祈り申し上げます。アーメン!