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2006年7月
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7月12日


■オベデ・エドムの家に臨んだ祝福

「歴代誌 第一 26章:4節〜8節」
26:4 オベデ・エドムには子どもがあった。長男シェマヤ、次男エホザバデ、三男ヨアフ、四男サカル、五男ネタヌエル、
26:5 六男アミエル、七男イッサカル、八男ペウルタイ。神が彼を祝福されたからである。
26:6 彼の子シェマヤに子どもたちが生まれた。彼らは勇士だったので、その父の家を治める者となった。
26:7 シェマヤの子は、オテニ、レファエル、オベデ、エルザバデ・・彼の兄弟は勇者、エリフとセマクヤ。
26:8 これはみな、オベデ・エドムの子たちで、彼らとその子、兄弟たちは、その奉仕にふさわしい力のある勇敢な人であった。オベデ・エドムに属する者は六十二人であった。
26:9 メシェレムヤには子どもと兄弟たちがあり、彼らは勇者で、十八人であった。




「歴代誌第一26章」には、神の宮の門衛を任せられた者たちの名が記録されていますが、その中でも特に、オベデ・エドムとその息子たちに関して詳しく記録されています。それでは、オベデ・エドムはどのような祝福を受け、その祝福を受けた理由は何であったでしょうか。私たちは、今日の本文を通して、オベデ・エドムが3種の祝福を受けたことを見ることができます。

第1には、子孫が繁栄する祝福を受けました。「オベデ・エドムに属する者は六十ニ人であった。」(26:8参照)と言われた本文の御言葉を通して、オベデ・エドムが子孫繁栄の祝福を受けた事実を確認することができます。

第2には、子孫たちの中から勇敢な人物が出ました。「彼の子シェマヤに子どもたちが生まれた。彼らは勇士だったので、その父の家を治める者となった。」(26:6)ということは、指導者が輩出されたということです。

第3には、子孫たち皆が、勇敢で力ある人たちでありました。「これはみな、オベデ・エドムの子たちで、彼らとその子、兄弟たちは、その奉仕にふさわしい力のある勇敢な人であった。」(26:8)。ここで「力がある」という言葉は、「財力がある」、「非常に強い軍事力を持っている」という意味の言葉です。このように、オベデ・エドムは、神様から子孫の祝福を受けただけではなく、その家門が全部すべてに幸いを得、繁栄する祝福も受けた人でありました。

私たちは、オベデ・エドムがどのようにして、このような貴重な祝福を受けたのかを、「歴代誌第一13章」を通して知ることができます。ウザが神の箱を手で押さえたので死んだ事件があってから、そのことに因ってすべての人々が神の箱を恐れ、遠く避ける時、オベデ・エドムは大胆に神の箱を自分の家に運び入れて、敬虔に、立派に仕えました。その結果で、オベデ・エドムが神様から大きな祝福を受けたのです。

聖書に、『このようにして、神の箱はオベデ・エドムの家族とともに、彼の家に三か月間とどまった。主はオベデ・エドムの家と、彼に属するすべてのものを祝福された。』(歴代誌第一13:14)と記録されているのです。

この御言葉の中に、私たちが神様から祝福を受けることができる秘訣が現されています。こんにち、私たちも“神の箱”である御言葉を家に迎え入れ、全家族が御言葉を尊び、御言葉と同行する人生を生きる時、私たち当代だけでなく、私たちの子孫たちまでが祝福を受けるようになる、神様のみわざが現われるのです。




お祈り

主である、わが神様!

オベデ・エドムが神の箱(御言葉)を自分の家に迎え入れたことによって、大きな祝福を受けたのと同じように、私たちの家庭も、神様の御言葉で満ち、すべてに幸いを得るように、恵みを施してください。

イエス・キリストの御名によってお祈り申し上げます。アーメン!