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7月13日


■オベデ・エドムの家に臨んだ祝福

「歴代誌 第一 28章:9節」
28:9 わが子ソロモンよ。今あなたはあなたの父の神を知りなさい。全き心と喜ばしい心持ちをもって神に仕えなさい。主はすべての心を探り、すべての思いの向かうところを読み取られるからである。もし、あなたが神を求めるなら、神はあなたにご自分を現わされる。もし、あなたが神を離れるなら、神はあなたをとこしえまでも退けられる。




ダビデが聖所となる宮を建てる準備をし、その宮の仕様書をソロモンに授けながら頼んだ言葉が、今日の本文に記録されています。「わが子ソロモンよ。今あなたはあなたの父の神を知りなさい。全き心と喜ばしい気持ちをもって神に仕えなさい。主はすべての心を探り、すべての思いの向かうところを読み取られるからである。もし、あなたが神を求めるなら、神はあなたにご自分を現される。もし、あなたが神を離れるなら、神はあなたをとこしえまでも退けられる」(28:9)。

ダビデのこの遺言を通して、私たちは信仰の精粋を発見することができます。

まず、ダビデは「神様を知りなさい。」と頼みました。「知る」という言葉のヘブライ原語の意味は、神様を単純に知識的に知るのではなく、経験的に知る、ということです。聖書には、『私たちは、知ろう。主を知ることを切に追い求めよう。』(ホセア書6:3)と記録されています。

それでは、私たちが神様を「知る」にしても、何を知らなければならないのでしょうか。神様の品性を知らなければならないのです。まことに私たちは、父となられる神様がどのような方であるかを知ることに努力しなければなりません。

次に、ダビデは「神様に仕えなさい。」と頼みました。神様に仕えることは、私たちが一生の間続けなければならないことです。神様に仕えるということは、神様の僕となって、神様の御心を従って神様がご指示なさることを行うことです。

また、神様を仕えるとしても、全き心と喜ばしい気持ちをもって仕えなければなりません。更に言えば、一途に、敬愛する神様のために尽くす純粋な心と、志願する心とをもって神様に仕えなければならない、ということです。

ダビデの最後の頼みは、「神様を求めなさい。」ということでありました。ここで、「求めなさい。」という言葉は、ヘブライ語では「タラシュイ」と言い、神様から喜んでいただくために、義の道、聖なる人生をどのように歩んだら良いか、を深く考え、探求することを意味します。

私たちの心を探られて、私たちのすべての思いの向かうところを読み取られる神様は、私たちが捜し求めたら、必ず現われてくださる、と約束なさいました。「箴言8章17章」に、『わたしを愛する者を、わたしは愛する。わたしを熱心に捜す者は、わたしを見つける。』と記録されています。また、「アモス5章6節には、『主を求めて生きよ。』と記録されているのです。

ですから私たちは、私たちの信仰にあって最も重要なのは「神様を知り、神様に仕え、神様を捜し求めることである。」と言う事実を忘れてはならないのです。




お祈り

全知全能で、愛であられる、わが神様!

これからも、「神様を知り、神様に仕え、神様を捜し求める」ことに全力を尽くすように助けてください。知識的なことではなく、体験する信仰を持つことができるように導いてください。

イエス・キリストの御名によってお祈り申し上げます。アーメン!