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7月14日


■神様のために働く時

「歴代誌 第二 2章:4節〜8節」
2:4 実は、私も、私の神、主の名のために宮を建てて、これを主にささげ、主の前にかおりの高い香をたき、パンを常に並べ供え、また、朝ごと夕ごとに、また安息日ごと新月の祭りごとに、私たちの神、主の例祭ごとに、全焼のいけにえをささげようとしています。このことは、とこしえにイスラエルに命じられているのです。

2:5 私が建てる宮は壮大な宮です。私たちの神は、すべての神々にまさって偉大な神だからです。
2:6 天も、天の天も主をお入れできないのに、いったいだれが主のために宮を建てる力を持っているというのでしょうか。また、主のために宮を建てるというこの私は、いったい何者でしょう。ただ主の前に香をたくためだけの者です。
2:7 そこで今、私のもとに、金、銀、青銅、鉄の細工に長じ、紫、紅、青などの製造に熟練した人で、各種の彫り物の技術を心得ている人を送ってください。私の父ダビデが備えておいたユダとエルサレムにいるこちらの熟練した者たちもいっしょに働きます。
2:8 それから、私のもとに、杉、もみ、びゃくだんの木材をレバノンから送ってください。私はあなたのしもべたちがレバノンの木を切ることに熟練していることを知っております。もちろん、私のしもべたちも、あなたのしもべたちといっしょに働きます。




「歴代誌第二2章」には、ソロモン王が宮を建てるために、ツロの王フラムに助けを要請した事が記録されています。私たちは、今日の本文を通して、ソロモン王が神様の宮を建てる時、どのような方法で働いたのかを、よく知ることができます。

第1に、「神様の御名のため」に働きました(2:4)。私たちが神様のために働く時、もっとも注意しなければならないことは、自分の名を現さないようにすることです。人々は誰でも、良いことをする時には、自分の名が現れることを願い、期待します。しかし、神様のために働く人は、徹底的に神様の御名だけを現すようにしなければなりません。神様のために働きながら私たちが誉められ、私たちの名が現われる時、私たちは神様の栄光を横取りする罪を犯すようになるのです。

第2には、「心を開き、他の人と協力する姿勢」を持ちました。ソロモン王は、イスラエルより建築技術が遥かに優れているツロに助けを求めました(2:7〜8)。すなわちソロモン王は、ツロの王フラムに熟練している、賢い人と材木を送ってくれるようにと、助けを求めました。

このように、私たちが神様のために働く時には、才能のある人たちと協力して働くことが重要です。自分だけがそれをしなければならない、思ったり、私でなければそれはできない、と言った態度は望ましくありません。

第3には、「お互いに憎むことがない」ようにしました。ソロモン王は、ツロの王の民たちを無報酬でいくらでも使用することができる地位にあり、権威をも持っている強大国・イスラエルの王様であったのにもかかわらず、彼らに代価を支払いました(歴代誌 第二2:10参照)。

ソロモン王はフラムの民たちから恨みを買うことなく仕事をやらせたいと望んでいたのです。「ピリピ人への手紙2章14節」では、『すべてのことを、つぶやかず、疑わずにおこないなさい。』と勧めています。ですから、私たちが主のために働く時には、お互いに憎むとか、不平を言うことがないようにすることが実に重要なのです。




お祈り

素晴らしき、父なる我が神様!

私たちが食べようが、飲もうが、何をしようが、神様の栄光のために働きながら生きたいです。もっと謙遜にへりくだって、いつも主の御言葉に従うことができるように助けてください。!

イエス・キリストの御名によってお祈り申し上げます。アーメン!