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7月28日


■善を行い 失望してはいけません

「ネヘミヤ記 2章18節〜20節」
2:18 そして、私に恵みを下さった私の神の御手のことと、また、王が私に話したことばを、彼らに告げた。そこで彼らは、「さあ、再建に取りかかろう。」と言って、この良い仕事に着手した。
2:19 ところが、ホロン人サヌバラテと、アモン人で役人のトビヤ、および、アラブ人ゲシェムは、これを聞いて、私たちをあざけり、私たちをさげすんで言った。「おまえたちのしているこのことは何だ。おまえたちは王に反逆しようとしているのか。」
2:20 そこで、私は彼らにことばを返して言った。「天の神ご自身が、私たちを成功させてくださる。だから、そのしもべである私たちは、再建に取りかかっているのだ。しかし、あなたがたにはエルサレムの中に何の分け前も、権利も、記念もないのだ。」




私たちは善を行う途中に、失望する場合があります。サタンは、人々を通して私たちを迫害し、謀略に落としいれ、善を行うことを中断させようとします。そのような時、私たちはどのような態度を取らなければならないでしょうか。私たちは、ネヘミヤが敵たちからエルサレムの城壁の再建を妨害された時、どのように対処したのかを調べてみることによって、知恵と教訓を得ることができます。

ネヘミヤは、ユダの民たちがエルサレムの城壁を再建しようとした時、ホロン人サヌバラテとアモン人トビヤ、およびアラブ人ゲシェムは、「おまえたちのしていることは何だ。おまえたちは王に反逆しようとしているのか。」(2:19)と言いながら挑戦してきました。そうするや、ネヘミヤは、「天の神ご自身が、私たちを成功させてくださる。だからそのしもべである私たちは、再建に取りかかっているのだ。しかし、あなたがたにはエルサレムの中に何の分け前も、権利も記念もないのだ。」(2:20)と彼らに大胆に宣布しました。

こんにちも、私たちが神様のお導きと教会の命令を受けて、神様のための良い事をしようとしたら、必ず妨害者たちが現われるようになります。敵サタンは人々を衝動して、私たちと私たちがする事を蔑視し、嘲笑し、謀略に落とし入れようともします。そのような時に私たちは、ネヘミヤのように、まず私たちの仕事が神様から出たものであることを大胆に宣布しなければなりません。そして、私たちは神様のための良い事を必ず実行すると主張しなければなりません。

また、私たちを妨害する者らには、何の権利も、名分もないことをはっきりと言いきり、強力に強調しなければなりません。

聖書は、『兄弟たちは、小羊の血と、自分たちのあかしのことばのゆえに彼に打ち勝った。彼らは死に至るまでもいのちを惜しまなかった。』(ヨハネの黙示録12:11)と記録しており、また、『善を行なうのに飽いてはいけません。失望せずにいれば、時期が来て、刈り取ることになります。』(ガラテヤ人への手紙6:9)と記録しています。

ですから、私たちが神様のための良い事をする時には、大胆に敢行し、そして失望してはいけません。神様から出た仕事は人も、サタンも、この世のどの誰であろうとも、決してさえぎることができないのだ、という信念を持って、信仰によって進めて行かなければならないのです。




お祈り

全知全能であられる、わが父なる神様!

神様の命令を受けて、ネヘミヤが城壁を再建する時、敵たちの妨害の中でも彼らを断固として叱りつけ、進めていったことを知りました。私たちも良い事をする時に、敵たちの妨害によって挫折するとか、失望しないようにしてくださり、大胆にイエス様の血潮に拠り頼んで、良い働きをすることができるように助けてください。

イエス様の御名によりお祈り申し上げます。アーメン!