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7月30日


■律法を悟ったら

「ネヘミヤ記 8章 8節〜10節」
8: 8 彼らが神の律法の書をはっきりと読んで説明したので、民は読まれたことを理解した。
8: 9 総督であるネヘミヤと、祭司であり学者であるエズラと、民に解き明かすレビ人たちは、民全部に向かって言った。「きょうは、あなたがたの神、主のために聖別された日である。悲しんではならない。泣いてはならない。」民が律法のことばを聞いたときに、みな泣いていたからである。
8:10 さらに、ネヘミヤは彼らに言った。「行って、上等な肉を食べ、甘いぶどう酒を飲みなさい。何も用意できなかった者にはごちそうを贈ってやりなさい。きょうは、私たちの主のために聖別された日である。悲しんではならない。あなたがたの力を主が喜ばれるからだ。」




エルサレムの町の城壁が完工した後、イスラエルの民たちは仮庵の祭りを捧げました。この時、学者であり、祭司でもあるエズラは、集団の前に立って律法の書を朗読し、その意味を民たちに解釈してあげました。律法の御言葉を悟った民たちは、自分たちの犯した罪と怠惰さ、そして律法に対する自分たちの無知に対して悔い改め、地にひれ伏して主を礼拝しました。

その時、ネヘミヤが民たちに話しました。「行って、上等な肉を食べ、甘いぶどう酒を飲みなさい。何も用意できなかった者にはごちそうを贈ってやりなさい。きょうは、私たちの主のために聖別された日である。悲しんではならない。あなたがたの力を主が喜ばれるからだ。」(8:10)

エズラを通して神様の御言葉を聞いて、イスラエルの民たちが変化されたように、こんにちも生きておられる神様の御言葉は同一のみわざを現されるのです。

第1番目に、御言葉を聞いたら、悔い改め、罪を告白するようにしてくださいます。律法を聞いて、真理を悟ったイスラエルの民たちはみな、自分の罪と無知を悲しみ、悔い改めました。こんにちも、私たちが神様の御言葉をはっきりと悟ったら、その御言葉が私たちを悲しみと悔い改めに導くのです。

第2番目に、神様の御言葉を聞いたら、私たちが皆、互いに分かち合うようになさるみわざが起こります。今日の本文「8章10節」を見ますと、『何も用意できなかった者にはごちそうを贈ってやりなさい。』と言われました。私たちが心から神様の御言葉を正しく悟り、悔い改めるようになったら、互いに分かち合った初代教会のみわざが現われるようになるのです(使徒の働き2:44〜46参照)。

第3番目に、神様の御言葉を聞いたら、思い煩いが消え去り、喜び、楽しむ神様のみわざがおこります。今日の本文「8章10節」には、『きょうは、私たちの主のために聖別された日である。悲しんではならない。あなたがたの力を主が喜ばれるからだ。』と記録されています。

また、民たちがそのように喜ぶことのできた理由が、彼らが御言葉をはっきりと理解したからであることを明らかに記しています。

ですから、私たちがただ御言葉を読むことだけでは足りません。御言葉を継続して口ずさみ、繰り返し胆に銘じる中で、その御言葉をはっきりと悟ることが重要です。このように、御言葉を悟るようになったら悔い改めるようになり、霊がリバイバルし、心配や懸念が離れ去り、喜びが満ち溢れるようになる神様のみわざが現われるのです。




お祈り

私たちの創造主であられる、父なる神様!

律法の御言葉によって私たちが罪を悟り、悔い改めるようになさり、それによって、私たちに喜びが満ち溢れるようにしてくださる神様に、心から感謝申し上げます。毎日、主の御言葉の中で暮らす、私たち家族全部となるように助けてください。

イエス様の御名によってお祈り申し上げます。アーメン!