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2006年7月
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7月31日


■主の日を聖く守る

「ネヘミヤ記 13章15節〜18節」
13:15 そのころ私は、ユダのうちで安息日に酒ぶねを踏んでいる者や、麦束を運んでいる者、また、ろばに荷物を負わせている者、さらに、ぶどう酒、ぶどうの実、いちじくなど、あらゆる品物を積んで、安息日にエルサレムに運び込んでいる者を見つけた。それで私は、彼らが食物を売ったその日、彼らをとがめた。
13:16 また、そこに住んでいたツロの人々も、魚や、いろいろな商品を運んで来て、安息日に、しかもエルサレムで、ユダの人々に売っていた。
13:17 そこで私は、ユダのおもだった人たちを詰問して言った。「あなたがたはなぜ、このような悪事を働いて安息日を汚しているのか。
13:18 あなたがたの先祖も、このようなことをしたので、私たちの神はこのすべてのわざわいを、私たちとこの町の上に送られたではないか。それなのに、あなたがたは安息日を汚して、イスラエルに下る怒りを加えている。」




本来、モーセの律法には、安息日(こんにちの“主日”)を聖く守らない者は、容赦なく死刑に処するようになっていましたが、本文を見ますと、ネヘミヤは罰する前に先ず警告をしました。ネヘミヤがこのような措置を取ったのは、民たちの反発を心配したとか、律法を守ろうとする態度が弱かったためではなく、当時のイスラエルの民たちの霊的状態が、律法を徹底して守ることができない程に甚だしく堕落していたからなのです。

金長老という方がおられました。金長老さんは商売をしている方でありましたが、次のような信仰の証しをしてくださいました。

「私はイエス様を信じながらも、主日には店を開きました。また、お客が多い祭日とか名節には特に、主日であっても店を開いて商売しました。そうする内に教会から長老という職分をいただくようになりました。長老になってからは、安息日を聖く守るために、主日には店を開かず、商売をしないことにしました...。

主日には、ただ神様にだけ仕えることで、1日中教会で過ごしました。そのように1年が過ぎた後、年末決算をする時に、主日に店を開いて商売した年と、主日に店を閉じて商売しなかった年の販売量と収益金を調べてみました。ところが驚くなかれ、長老になってから主日に店を閉じて、教会で一日中仕えた年の収入が、主日に店を開いて商売した年の収入よりも、かえって40%がもっと多かったことを知るようになりました...。」

このように、私たちが、神の御国とその義とを先ず第一に求める人生を生きる時(マタイの福音書6:33参照)、神様は、私たちの願うところ、思うところのすべてを越えて豊かに施してくださるのです(エペソ人への手紙3:20参照)。




お祈り

安息日の主人であられる、わが父なる神様!

私たち家族がみな、心を尽くし、まことを尽くして、主の安息日である主日を聖く守るように助けてください。

イエス様の御名によってお祈り申し上げます。アーメン!