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8月19日


■人とは、何者なのでしょう

「詩篇 8篇 4節〜5節」
8: 4 人とは、何者なのでしょう。あなたがこれを心に留められるとは。人の子とは、何者なのでしょう。あなたがこれを顧みられるとは。
8: 4 あなたは、人を、神よりいくらか劣るものとし、これに栄光と誉れの冠をかぶらせました。




人は偶然にできた存在ではなく、神様の計画により、神様の御手によって創造されました。従って、人は神様が見られる時、最高の価値を持った被造物です。夜の空の月と無数の星を見上げながら、宇宙の神秘を思う時、想像することのできない神様の栄光と威厳が感じられると同時に、人間がいかに小さく、みずぼらしく、また有限なる存在であるかを悟るようになります。

それにもかかわらず、神様がそのすべての宇宙の価値より人間をもっと貴重に思われ、顧みてくださるのですから、私たちは心から神様に感謝しなければなりません。「人とは、何者なのでしょう。」という御言葉は、人がどのようなものであるかを説明する言葉ではなく、人を貴重に思ってくださる神様の御心に対して、感激に満ちた答えなのです。

また、神様は、私たち各々の人生の道を定められ、備えて置かれました。「詩篇139篇16節」でダビデは、『あなたの目は胎児の私を見られ、あなたの書物にすべてが、書きしるされました。私のために作られた日々が、しかも、その一日もないうちに。』と告白しました。このようなダビデの告白は、人間一人一人に対する神様の御心があることを見せてくれます。

従って、人生のすべての過程の中で、神様が予定され、備えて置かれたことを探すことは、私たち人生の義務です。私たちが自ら道を作り、その道に行こうとすることは愚かなことです。

神様が人生の道を定められたことを堅く信じたら、人生にどのような問題があってもさ迷いません。神様のお導きに従う者を、神様は火の柱と雲の柱でイスラエルの民たちを導かれたように、備えて置かれたお恵みの道に導いてくださるに間違いないからです。

ですから私たちは、神様が人を貴重に、栄華をきわめた存在として造られたことに感謝し、神様の御心を分別して、従順に聞き従う人生を生きるように努力しなければなりません。もしも、人がこの事実を悟ることができず、高慢に振舞うとしたら、これこそ愚かな人なのです。聖書に、『人はその栄華の中にあっても、悟りがなければ、滅びうせる獣に等しい。』(詩篇49:20)と記録されています。

人の貴重さと偉大性の根拠は、まさに神様の中にあり、この上もなくみずぼらしい存在であるしかない人間を考えられ、顧みてくださる神様の恵みに、私たちは感激するだけです。




お祈り

御手で私たちを創造された、主である神様!

桶の水の中の一滴の雫にも足らない私たちを覚えてくださり、貴重に思ってくださるお恵みに感激し、感謝します。いつももっと神様のお恵みを悟る私たち家族一同となるように助けてください。

イエス様の御名によりお祈り申し上げます。アーメン!