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9月27日



■主に感謝せよ

「詩篇 136篇 1節~4節」
136: 1 主に感謝せよ。主はまことにいつくしみ深い。その恵みはとこしえまで。
136: 2 神の神であられる方に感謝せよ。その恵みはとこしえまで。
136: 3 主の主であられる方に感謝せよ。その恵みはとこしえまで。
136: 4 ただひとり、大いなる不思議を行なわれる方に。その恵みはとこしえまで。




私たち人間に、感謝がどれほど必要であるかは、感謝をする時としない時の心の状態を見たら、知ることができます。私たちの心が感謝で満ち溢れる時には、まるでしっとりと雨に濡れた野原のようでありますが、感謝することが何もない時には、乾ききった地とも同様に、不安と苛立たしい気持ちでいっぱいになります。事実、感謝とは思い込むことによります。それで今日は、すべてのことについて感謝することのできる根拠について話し合い、恵みを分かち合いたいと思います。

第一番目に、私たちのすべての罪を代わりに担われ、私たちを贖ってくださったキリストに因って、感謝することができます。私たち自身を顧みる時、犯したことは罪しかなく、あるものは羞恥しかないことを知るようになります。これについて聖書には、「すばての人は、罪を犯したので、神からの栄光を受けることができず...。」(ローマ人への手紙3:23)と記録されています。

しかし、神様はそのひとり子、イエス・キリストを遣わしてくださることにより、私たちのすべての罪を代わりに贖ってくださり、絶望に瀕した私たちを希望の中に導いてくださいました。ですから、私たちはイエス様の十字架を見上げながら感謝しなければなりません。

第二番目に、すべてのことを働かせて益としてくださる神様を信じ、感謝しなければなりません。人が生きていく時、嬉しいこともありますが、それに劣らず悲しい目にも会います。しかし時間が過ぎて振り返ってみたら、神様がすべてのことを働かせて自分を作ってくださったことを感じることができます。

私たちがイエス・キリストを信じる前には、自分の罪と咎によってよけいな苦難を多く受けました。ところが、一旦、イエス・キリストを信じるようになったら、私たちに近寄って来る苦難には神様が与えてくださる意味と鍛錬があることを悟るようになります。それで、詩篇記者が、「苦しみに会ったことは、私にとってしあわせでした。私はそれであなたのおきてを学びました。」(詩篇119:71)と、告白したのです。

第三番目に、感謝と賛美には能力が盛られています。どのような極限の状況の中でも気を落とさず、却ってそれに対して神様に感謝と賛美をお帰しする時、神様が力を施してくださるのです。それで、私たちが思いもしなかった奇跡が私たちの人生の中に現れるようになるのです。





お祈り

まことにいつくしみ深く、その恵みがとこしえまでの、父なる我が神様!

感謝すべき条件が、私たちにどれほど多いか知れません。イエス様の血潮で私たちの罪を贖ってくださった恵みと、すべてのことを働かせて益としてくださる神様の愛に毎日感謝し、賛美するように導いてください。

イエス様の御名によりお祈り申し上げます。アーメン!