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9月29日



■幸いな民

「詩篇 144篇12節~15節」
144:12 私たちの息子らが、若いときに、よく育った若木のようになりますように。私たちの娘らが、宮殿の建物にふさわしく刻まれた隅の柱のようになりますように。
144:13 私たちの倉は満ち、あらゆる産物を備えますように。私たちの羊の群れは、私たちの野原で、幾千幾万となりますように。
144:14 私たちの牛が子牛を産み、死ぬこともなく、出て行くこともなく、また、哀れな叫び声が私たちの町にありませんように。
144:15 幸いなことよ。このようになる民は。幸いなことよ。主をおのれの神とするその民は。




歴史的に見る時、我が民族は外敵の侵略によって数々の苦しみに会いながら生きてきました。しかし、驚くべきことには、その時ごとに奇跡的に生き残り、根強く韓国の民族として今日に至ることができたと言う事実です。そのすべてが、神様が我が国、我が民族を守ってくださった摂理によるものと思います。それでは、これからも私たちが、豊かな神様の祝福を得ながら生きて行くためには、どうしなければならないのか、を考えてみたいと思います。

私たちが、まことに幸いな民となるためには、ますます神様を畏敬し、神様が与えてくださる希望に満ちた人生を生きて行かなければなりません。「詩篇146篇5節」に、『幸いなことよ。ヤコブの神を助けとし、その神、主に望みを置く者は。』と記録されています。これは、世界の歴史を調べて見たら知ることができます。

何年か前に、私が旧ソ連に行って福音を宣べ伝える時に感じたことですが、過去70年間、共産主義に捕らわれて神様に背を向けたその国は、すべてが頽廃し、落伍して、崩れかけていっているいうことでありました。神様を畏敬しない民族の悲惨な結果でありました。

しかし、神様を尋ね求める民族は、始めは小さくても、その終わりは甚だ大きくなり、頭となり、尾とはならない祝福を得るようになるのを見ることができます。

我が民族すべてが神様にだけ仕えるためには、この民族の中から偶像と邪神を完全に取り除かなければなりません。神様がもっとも憎むのは、神様以外に他の神々に仕えることです。それで、“十戒”の第1番目と第2番目にも、「わたしのほかに、ほかの神々があってはならない。自分のために、偶像を造ってはならない。それらを拝んではならない。それらに仕えてはならない。」と仰せられたのです(出エジプト記20:3~4)。偶像を拝み、邪神に仕えることは、神様の審きを招くもっとも憎悪すべき罪悪です。

神様は、この世の最後が迫っている今、我が国を世界万国に福音の光を照らす祭司の国としてくださいました。私たちはその使命を果たすためにも、全国民が偶像と邪神を取り捨てて、主の福音のもとに一つとならなければならないのです。





お祈り

祝福の根源であられる、父なる我が神様!

我が民族が、主の幸いを得る民になることを祈願申し上げます。我が国から偶像と邪神を取り除いてくださり、国民がすべて神様だけを畏敬し、神様に望みを置き、世界万国に福音の光を照らす、祭司の国となるように助けてください。

イエス様の御名によりお祈り申し上げます。アーメン!