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10月5日



子を懲らしめ、戒めなさい

「箴言 13章:24節」
むちを控える者はその子を憎む者である。子を愛する者はつとめてこれを懲らしめる。




こんにち、私たちは、子を懲らしめることに努める父母を探して見ることが難しくなりました。かえって、子どもたちを恐れ、過保護するとか、傍観することによって数多くの青少年たちが脱線し、親たちが難儀をこうむるのをよく見かけます。今日の本文(奉読個所)を通して、私たちは今後、子どもたちをどういう風に育てなければならないか、を教わりたいと思います。

第1番目に、鞭を控えてはなりません。言い換えれば、子どもたちに鞭打ちをする親にならなければならないと言うことです。この世は、罪と悪でいっぱいに満ちています。ですから、私たちの子どもたちが成長しながら、いとも簡単に罪や悪に染まっていくのです。

しかし、私たちが時によっては子どもたちに鞭を振り上げる時、彼らをこの世の罪とか悪から保護することができます。「箴言23章13節~14節」を見ますと、『子どもを懲らすことを差し控えてはならない。むちで打っても、彼は死ぬことはない。あなたがむちで彼を打つなら、彼のいのちをよみから救うことができる。』と記録されています。

子どもが悪を行うのを見ながらも、鞭で打つことをしない父母は、子どもだけをますます悪くするのではなく、自分たちも一生涯、苦しみの荷を負うようになるのです。

第2番目に、子どもたちに、当然の事ながら正しい道に歩むように教えなければなりません。子どもたちが単純に悪に溺れないようにすることだけでは、足りません。積極的に、私たちは子どもたちに神様の御言葉を通して、どのように生きるのが価値ある人生であり、何がために生きなければならないか、を絶え間なく教えて、彼らの心に刻み込んで上げなければなりません(箴言1:3~4参照)。

第3番目に、子どもたちを懲らしめることに努力しなければなりません。懲らしめることに努力する、と言うことは、神様を恐れおののきながら、注意深く子どもたちを訓練させる、と言う意味です。私たちは、子どもたちに立派な信仰の習慣を身につけるようにして上げなければなりません。

また、子どもたちを無条件的に平安で、幸福に育てようとだけせずに、たまには適当な苦難を体験するようにもし、苦しみを克服する訓練をさせなければなりません。

過保護のもとで育った子どもは、一生涯を他人に頼ろうとする気弱な人物になります。また、父母の無関心の中に放置されたままで育った子どもは、放蕩するようになります。そして、懲らしめられることがなく育った子どもは、放縦で、自分だけしか知らない人間になります。

しかし、父母の愛と関心の中で、主の御言葉と訓戒を受けながら育った子どもは、完全な神様の人として成長するようになります。ですから、私たちは子どもに愛の鞭を振り上げることもしなければならず、主の御言葉を持って懲らしめることに努めなければならないのです。





お祈り

愛と公義であられる、我らの父なる神様!

神様が賜物として与えて下さった子どもたちを、主の御言葉と訓戒を通して立派に育て、主の貴重な働き手として立派に成長させることができるように助けてください。

イエス様の御名によりお祈り申し上げます。アーメン!