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10月6日



■しようとすることを主にゆだねよ

「箴言 16章 3節」
16: 3 あなたのしようとすることを主にゆだねよ。そうすれば、あなたの計画はゆるがない。




こんにち、私たちは不信の時代に生きています。安心して信じるほどの人が多くないので、自分のしようとすることをゆだねるほどの人を見つけるのが簡単ではありません。ところが神様は、私たちに、「あなたの、すべてのしようとすることをゆだねよ。」と仰せられます。

私たちは、この御言葉がどのような意味を持っているのかを知ることによって、私たちのすべてのことを神様にゆだねる人生を生きて行こうと思います。

第1番目に、「ゆだねる」という言葉は、自分の考えと計画を神様に完全にお見せし、神様の御助けを求める、という意味です。これは、ちょうど子どもが父母に自分の考えを隠さずに全部話しながら、助けを求めるのと同じことです。ですから、私たちの考えと計画、そして私たちがしようとする全てのことを主に全部申し上げて、主の御助けを祈り求める時、私たちは真に神様にゆだねる姿勢を取るようになるのです。

第2番目に、「ゆだねる」という御言葉は、ヘブライ語で、「転送する」または「信託する」という意味を持っています。すなわち、全てのことの主導権を人間の方から神様の方に転送するという意味です。

言い換えれば、自分が仕事の主導権を握って推進していくのではなく、神様がその仕事の最初から最後までを完全に主管なさるように、権利をお渡しすることを言います。これは、まるで有能であり、老練な財政家の父親を持っている息子が、自分の財産を父親に全部ゆだねるのと同じことです。

「詩篇 37篇 5節~6節」を見ますと、『あなたの道を主にゆだねよ。主に信頼せよ。主が成し遂げてくださる。主は、あなたの義を光のように、あなたのさばきを真昼のように輝かされる。』と言われており、「ペテロの手紙 第一 5章 7節」には、『あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです。』と記録されています。

第3番目に、「ゆだねる」と言うことは、神様の御言葉に従って、神様の御声を聞き、そして決定するという意味です。神様は私たちに御言葉と悟りを与えてくださいながら、みわざを働かしてくださいます。それで、私たちはいつも神様の御言葉を聞くために霊的に目を覚ましていなければなりません。

それだけでなく、私たちは、神様の御言葉を通して私たちに聞かせてくださる神様の御声を聞き、しようとすることを決めなければなりません。そのようにする時、神様が私たちのすることに責任を負ってくださるのです。

このように、私たちが私たちのしようとする全てのことを主にゆだねる時、私たちの営む全てのことが主にあって幸いを得、成就するようになるのです。





お祈り

素晴らしき、我らの父なる神様!  私たちの家に主人として来られて、毎日会ってくださり、導いてくださることに感謝申し上げます。全てのしようとすることと、思い煩いをすべて神様にゆだねさせていただきますので、私たち家族が皆、すべての点で幸いを得る人生を生きて行くように、導いてください。 イエス様の御名によりお祈り申し上げます。アーメン!