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10月7日



■知恵を得るためには

「箴言 19章20節」
19:20 忠告を聞き、訓戒を受け入れよ。そうすれば、あなたはあとで知恵を得よう。




こんにちのような情報化時代では、他人より早く、多くの情報を習得した人がそれだけ、他人より前に進むことができます。それで、人々は多くの情報と知識を得るために不断の努力をしているのです。

ところが、実際に世の中で成功する人は、知識の多い人ではなく、その知識を上手に活用して仕事を立派に処理する知恵を持った人です。「三斗の珠でもつないでこそ宝」という言葉があります。知識が珠であるとしたら、それをつないで宝とするのが知恵です。

私たちが信仰生活をする時にも、知恵深い人がすべてに幸いを得る人生を生きることができます。ですから、今日は本文(奉読個所)を根拠にして、私たちがどのようにしたら知恵深くなることができるかを知って行こうと思います。

第1番目に、神様を畏敬しなければなりません。神様を畏敬するということは、神様がいつも自分を監察しておられるという意識を持って、神様に対する尊敬心と恐れで謹慎することを言います。神様を畏敬することは、聖徒として当然そうでなければならず、知恵の根本(詩篇111:10、箴言1:7、9:10参照)です。

第2番目に、聖書を詳しく知り、それを口ずさむ毎日を暮らさなければなりません。聖書は、私たちが神様をどのように愛し、神様にどのように仕えなければならないのか、また、人生をどのように生きていかなければならないのか、更には、人生のまことの目的と使命が何であるかを詳しく教えています。

聖書には、世が知らないまことの知恵が限りなくいっぱいに記録されています。それで、私たちが毎日、聖書を詳しく知り、聖書の御言葉を口ずさむことによって神様の御心を分別し、人生の方向と方法を正しく悟る時、実にこの世の中を知恵深く生きて行くことができるのです。

第3番目に、隣人の忠告を聞く耳を持たなければなりません。私たちは父母、兄弟、姉妹、信仰の先輩や同労者たちの忠告をいつも喜んで聞く人とならなければなりません。何よりも父母の言われることに耳を傾けなければなりません。この世の中で、神様の次に私たちを愛してくださる方が父母なのです。父母は世の中の多くの荒波と試練を克服しながら得た、体験的な知恵を持っておられるので、父母が聞かせてくれる言い付けと訓戒は、私たちの人生に大きな助けとなります。

それで「箴言23章22節」は、『あなたを生んだ父の言うことを聞け。あなたの年老いた母をさげすんではならない。』と記録しているのです。

第4番目に、他の人々に臨むことを見て、真理を悟るようにならなければなりません。「他山之石」という漢語があります。他人の些細な言行が自分の知徳を高めるのに教訓となるという意味です。

ですから、私たちは常に教わると言う姿勢を持ち、人生の現場で体験する様々なことを通して知恵を得ることができるのです。





お祈り

主である、我が父なる神様!

知恵深い人となって、すべてに幸いを得る人生を生きたいと願っています。知恵を得るために、聖書の御言葉をいつも詳しく勉強するように導いてくださり、隣人の忠告を謙遜な心で受け入れ、人生の現場での様々な出来事を通して知恵を得ることができるように助けてください。

イエス様の御名によりお祈り申し上げます。アーメン!