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10月22日



■救いの城に入る者

「 イザヤ書  26 章: 1 節~ 6 節 」
26:1 その日、ユダの国でこの歌が歌われる。私たちには強い町がある。神はその城壁と塁で私たちを救ってくださる。
26:2 城門をあけて、誠実を守る正しい民をはいらせよ。
26:3 志の堅固な者を、あなたは全き平安のうちに守られます。その人があなたに信頼しているからです。
26:4 いつまでも主に信頼せよ。ヤハ、主は、とこしえの岩だから。
26:5 主は高い所、そびえ立つ都に住む者を引き倒し、これを下して地に倒し、これを投げつけて、ちりにされる。
26:6 貧しい者の足、弱い者の歩みが、これを踏みつける。




今日の本文 (奉読個所) は、将来、神様の民たちが最後の勝利を博する日に、神様が造られた救いの城に入る人が誰なのかを教えています。果たして、誰が神様の救いの城に入ることができるでしょうか?

第 1番目に、信仰を守る人です。今日の本文「 2 節」に、『 城門をあけて、誠 実 を守る正しい民を入らせよ。 』と記録されています。つまりどのような状況の中でも信仰を守る人だけが神様の救いの城に入ることができる、と言うことです。

「ダニエル書 3 章」を見ますと、バビロンの ネブカデネザル王が、民全体に金の像を拝むようにする内容が記録されています。しかし、ユダヤから捕らえられて来た三人の青年、シャデラク、メシャク、アベデ・ネゴは火の燃える爐の中に投げ込まれると言う脅しにも拘わらず、王の命令に逆らい、金の像を拝むことをしませんでした ( ダニエル 3 : 16 ~ 18 参照 ) 。

このように、変質されない信仰というのは、どのような状況の中でも神様に背かず、真心からの節操で神様に仕える信仰です。このような信仰の所有者が、神様の救いの城に入ることができるのです。

第 2番目に、堅固な志を持って神様を信頼する人です。「 3 節」に、『 志の堅固な者を、あなたは全き平安のうちに守られます。その人があなたに信頼しているからです。 』と記録されています。どのような環境の中にあっても、揺り動かされない堅固な志で主を信頼する人が、神様の救いの城に入ることができるのです。

第 3番目に、謙遜な人です。「 5 節」に、『 主は高い所、そびえ立つ都に住む者を引き倒し、これを下して地に倒し、これを投げつけて、ちりにされる。 』 と記録されています。神様は高ぶる者を退け、へりくだる者に恵みを授けてくださるのです ( ヤコブの手紙 4 : 6 参照 ) 。

それで、イエス様も、子どものように自分を低くする者が、天国で一番偉い人です ( マタイの福音書 18 : 4) と言われました。まことに自分を低くし、へりくだる人が神様の救いの城に入るのにふさわしい人なのです。

このように、私たちが信仰に堅く立ち、揺り動かされない堅固な志を持って、謙遜に神様の恵みを望む時、私たちは充分に救いの城に入ることができるのです。





お祈り

救いの道に導いてくださる、父なる神様!

今日、私たちに、救いの城に入る人は信仰を守る人と、堅固な志を持って神様に信頼し、謙遜な人であると教えてくださいました。私たち家族も皆、救いの城に入る者たちとなるように助けてください。

イエス様の御名によりお祈り申し上げます。アーメン!