教会のお説教神様の知恵袋教会音楽道しるべ教会リンク集





11月11日



偉大なる祈りの人々

「エレミヤ書 29 章 : 11 節~ 14 節」
29:11 わたしはあなたがたのために立てている計画をよく知っているからだ。──主の御告げ─ - それはわざわいではなくて、平安を与える計画であり、あなたがたに将来と希望を与えるたのものだ。
29:12 あなたがたがわたしを呼び求めて歩き、わたしに祈るなら、わたしはあなたがたに聞こう。
29:13 もし、あなたがたが心を尽くしてわたしを捜し求めるなら、わたしを見つけるだろう。
29:14 わたしはあなたがたに見つけられる。──主の御告げ──わたしは、あなたがたの繁栄を元どおりにし、わたしがあなたがたを追い散らした先のすべての国々と、すべての場所から、あなたがたを集める。──主の御告げ──わたしはあなたがたを引いて行った先から、あなたがたをもとの所へ帰らせる。




神様は、呼び求め、祈る人の祈りを聞いてくださり (12 節 ) 、祈る人々を通してみわざを働かせてくだします。聖書に登場する偉大なる信仰の人々は皆、祈りの人々でありました。このことに対して、今日は、聖書の中に登場する偉大なる祈りの人物たちを通して、お恵みを分かち合いたいと思います。

旧約時代の偉大なる人物たちは皆、祈りによって勝利を博する人生を生きました。信仰の祖先アブラハムは、神様の御言葉を信じて祈った結果、約束の子どもを相続として受けることができました。モーセは、エジプトからイスラエルの民たちを救い出してカナンの地へ導いて行く時、数多い苦難と逆境に会いましたが、すべて祈りを通して克服しました。

カナンの地に定着した後、堕落したイスラエルの民たちを導いた預言者サムエルは、国のために休まずに祈ることをもっとも重要な使役として働きました。このように、旧約の偉大な人々は皆、祈りを通して神様の大いなるみわざを成就しました。

イエス様が復活されて、天に昇られた後、 120 人の弟子たちは約束された聖霊様を待ち望みながら、祈りに全力を傾け、十日目の日に皆がついに聖霊の充満をいただいて、その能力によって世に出て行き、福音を宣べ伝えました。 また、初代教会のもっとも偉大なる祈りの人の中の一人として、使徒パウロをあげることができます。彼は、教会と聖徒のために祈っただけではなく、民族の救いのために涙を流しながら祈り求めました。

「ローマ人への手紙 9 章 3 節」に、 『 もしできること なら、私の同胞、肉による同国人のために、この私がキリストから引き離されて、のろわれた者となることさえ願いたいのです。 』と記録されています。これを見ても、民族のためのパウロの祈りがどれほど切なものであったかを知ることができます。

何よりも私たちは、イエス様のお祈りの生活を通して、大いなる教訓を得ることができます。イエス様の公生涯はお祈りから始まり、 3 年半の間のご使役の間にもお祈りの連続でありました。イエス様がほどこされた不思議と奇跡も、祈りによるものでありました。また主は、ゲッセマネ丘で神様の御心を成就するために、汗が血のしずくとなって落ちるほどに祈られ、最後に十字架の上で死なれる時までも、 「父よ。わが霊を御手にゆだねます。」 (ルカの福音書 23 : 46 ) と祈られてから、息を引き取られました。

このように、ひとえに祈りだけで、神様の御心を成就することができるのです。ですから私たちも、さらに祈りに専念する聖徒とならなければならないのです。





お祈り

絶えず祈りなさいと仰せられた、私たちの父なる神様!

聖書を通して、信仰の偉大なる人たちが祈ることのよって偉大な業績を成し遂げたこと、またイエス様も祈られることによって神様の御心を成就されたことを知りました。私たち家族も絶えず祈ることによって、神様の御心を成就することができるように導いてください。

イエス様の御名によりお祈り申し上げます。アーメン!