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11月30日



■感謝する信仰の姿勢

「エゼキエル書 31章15節~16節」
31:15 神である主はこう仰せられる。それがよみに下る日に、わたしはこれをおおって深淵を喪に服させ、川をせきとめて、豊かな水をかわかした。わたしがこれのためにレバノンを憂いに沈ませたので、野のすべての木も、これのためにしおれた。
31:16 わたしがこれを穴に下る者たちとともによみに下らせたとき、わたしは諸国の民をその落ちる音で震えさせた。エデンのすべての木、レバノンのえり抜きの良い木、すべての水に潤う木は、地下の国で慰められた。




「エゼキエル書31章」には、イスラエルの周辺の国々が神様が与えて下さった祝福に感謝せず、かえって神様に敵対し、高ぶることによって滅ぼされる預言が記録されています。本文(奉読箇所)の訓戒でも知ることができるように、神様の恵みを無視した者は、神様の審きを受けるようになります。ひとえに感謝のいけにえだけが、神様をあがめるようにするのです。

それでは、私たちがどのようにしたらいつも神様に感謝する信仰を持つことができるでしょうか?

私たちがいつも感謝する信仰を持つためには、環境を超越して感謝するように努力しなければなりません。クリスチャンのまことの信仰は、患難と逆境を通過する時、その美しさが現れます。極度の患難と苦しみの中でも、変わらぬ賛美と感謝をささげる者がまことの信仰の人であるのです。ダビデは、サウル王からの不当な迫害によって苦難を受ける中でも、感謝の詩を持って神様を賛美し、ほめたたえました。このようなダビデの終始一貫した姿から、私たちはまことの信仰の人の姿勢を覗き見ることができます。

「詩篇69篇19節」を見ますと、ダビデは『あなたは私へのそしりと、私の恥と私への侮辱とをご存じです。私に敵対する者はみな、あなたの御前にいます。』と祈りました。ダビデは、全能なる神様が必ず悪を審かれ、解決してくださることを信じて、拠り頼んだのです。このように、どのような環境の中でも変わらないまことの感謝は、神様の奇跡を起こすようにします。ですから、私たちは神様に立派ないけにえを捧げることより、心から感謝する生活となるように努力しなければなりません。

「使徒の働き16章16節以下」には、艱難の中で感謝の賛美を捧げたパウロとシラスの話が記録されています。パウロとシラスは、ある女奴隷から占いの霊を追い払ったことで告訴され、ひどく鞭に打たれてから牢に閉じ込められました。しかし、彼らは恨むことなく、かえって主のために迫害されることを喜びながら、真夜中に起きて神様を賛美しました。すると突然、大地震が起こって、獄舎の土台が揺れ動き、たちまちとびらが全部あいて、皆の鎖が解けてしまう、驚くべき奇跡が起こりました。

このように、心からのまことの感謝は、私たちの人生の環境を変化させる力があるのです。ですから、私たちは変わることなく私たちを愛しておられる、主である神様のまことの愛を記憶して、どのような環境の中でも真実なる感謝をもって、神様から喜んでいただく信仰の人たちとならなければならないのです。





お祈り

愛であられ、全能なる、父なる神様!

感謝のいけにえは、すべての環境と運命を変化させる奇跡の言葉であります。主である我らの神様!私たち家族一人一人が、今日も感謝の賛美を捧げることによって神様から喜んでいただき、偉大な信仰の人の道を歩むことができますように助けてください。

イエス・キリストの御名によってお祈り申し上げます。アーメン!