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あなたは何処にいるのか

 



我を忘れると云う言葉があります。我々は時として、自分が何をしているのか、どんな状況の中にいるのかを忘れてしまう事があります。「どうしてあんな事をしてしまったのか?」「なぜこうしなかったのか?」


山で道に迷ったとき、自分の居場所をはっきり把握できれば、遭難する事はありませんが、自分の立っている場所が分からない人はどちらに進めば良いかも分からず、命を「偶然」に預けなければなりません。人は自らを見失った時、失望と無力感から完全な絶望へと導かれてしまいます。


相場に於いても、「なぜこんな高値で買ったのか」また「どうしてこの安値を売ったのか」「ここで資金があれば建て玉できたのに」後になって悔やむことを経験する事が少なくありません。自分の器量と資金量、また銘柄の現在の状況と株価の位置を、ハッキリと知った上で建て玉することが大切です。


相場は今、何合目か、高値圏か安値圏か、上昇中か下降中か、また投資資金の何割までを出動するのが適当か。まさかの時の脱出の道を確認しているか。離れた処から冷静に判断して、自分のポジションを知って玉を建てるとき、勝利はもう手中にしたも同じです。

知らず知らずの内に「自らを置き忘れる」「自らの心を見失う」事がないよう、自重したいものです。



☆「あなたはどこにいるのか」 (聖書)






 



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