■答えていただく祈りの原理
「詩篇 4章 1節〜5節」 4: 1
私が呼ぶとき、答えてください。私の義なる神。あなたは、私の苦しみのときにゆとりを与えてくださいました。私をあわれみ、私の祈りを聞いてください。 4: 2
人の子たちよ。いつまでわたしの栄光をはずかしめ、むなしいものを愛し、まやかしものを慕い求めるのか。セラ 4: 3
知れ。主は、ご自分の聖徒を特別に扱われるのだ。私が呼ぶとき、主は聞いてくださる。 4: 4
恐れおののけ。そして罪を犯すな。床の上で自分の心に語り、静まれ。セラ 4: 5 義のいけにえをささげ、主に拠り頼め。
祈りは霊的な呼吸であり、私たちの信仰生活のもといになります。今日は、「答えていただく祈りの原理」に関して考えて見たいと思います。
第1番目に、祈りは神様に対する賛美から始めなければなりません。神様は、宇宙万物を創造なさいました。世の中のすべてのものは、創造主であられる神様のお手際です。それで、私たちは創造主であられる神様の恵みに感謝と賛美を捧げ、栄光をお帰ししなければなりません。
また、イエス・キリストをこの世に遣わされて、私たちを救ってくださった神様の愛を賛美しなければなりません。更には、神様が私たちの父となられて、私たちを顧みてくださることに感謝し、賛美を捧げなければなりません。このように、創造主であられ、救い主となられ、父となって下さった神様を、私たちは心から賛美しなければなりません。賛美の祈りは、香ばし供え物となって、神様の御座に上がって行くのです。
第2番目には、悔い改めの祈りを捧げなければなりません。数多くの人々が神様の御前に出てきて、ただ大声で叫び祈ることだけで済むものと考えています。しかし、これは大変に大きな間違いです。なぜなら、神様と私たちの間に罪の隔ての壁がふさがれていたら、いくら叫び祈っても、答えていただけないからです(イザヤ書59:1〜2参照)。
それで、神様の御前に出ていく時には必ず悔い改めることによって、罪の隔ての壁を崩さなければなりません。悔い改めることは信仰生活の基本です。罪を徹底的に悔い改めてこそ罪が赦され、聖霊充満に与り、問題を解決していただくことができるのです。神様は、心から悔い改める人の祈りに答えてくださいます。
第3番目には、信仰をもって切実に祈らなければなりません。信仰がなくては神様に喜ばれることはできません(ヘブル人への手紙11:6)。神様から答えていただきたいなら、不退転の信仰で祈らなければならないのです。
第4番目には、感謝の祈りを捧げなければなりません。感謝の祈りは、既に答えていただいたことを認める偉大な信仰の告白です。私たちは、神様がすべてのことを働かせて益にしてくださることを信じて、感謝しなければならないのです。
このように、私たちは祈りの原理を正しく知って祈らなければなりません。まず賛美を捧げ、罪を悔い改め、問題を前にして切実に祈り、既に答えていただいたことを信じて感謝したら、神様は答えてくださるのです。
お祈り
私たちの祈りを聞いてくださる、父なる神様!
私たちが祈り求める時、憐れみを施してくださり、私たちの祈りに答えてくださって有り難ううございます。全能なる神様を褒め称え、罪を悔い改め、信仰を持って御言葉に拠り頼みながら、感謝の祈りを捧げる私たちとなるように助けてください。
イエス様の御名によりお祈り申し上げます。アーメン!
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