■神様の過越しの祭りの掟
「申命記 16章 1節〜3節」
1: 1
アビブの月を守り、あなたの神、主に過越のいけにえをささげなさい。アビブの月に、あなたの神、主が、夜のうちに、エジプトからあなたを連れ出されたからである。
1: 2 主が御名を住まわせるために選ぶ場所で、羊と牛を過越のいけにえとしてあなたの神、主にささげなさい。
1: 3
それといっしょに、パン種を入れたものを食べてはならない。七日間は、それといっしょに種を入れないパン、悩みのパンを食べなければならない。あなたが急いでエジプトの国を出たからである。それは、あなたがエジプトの国から出た日を、あなたの一生の間、覚えているためである。
エジプトで430年間、奴隷生活をしていたイスラエルの民たちが、約束のカナンの地に向かって出発する前に過ぎ越しのいけにえを捧げた姿は、こんにち、聖徒さんたちが罪の世界を離れて天国に向かうモデルであり、その影でもあると言うことができます。それでは、この罪の世界を離れて天国に向かう聖徒さんたちは、どのような姿勢で生きなければならないでしょうか?
まず、子羊をほふり、その血を門柱とかもいにつけて暮らさなければなりません。子羊は、私たちの主イエス・キリストを象徴します。過越しのいけにえである子羊の血を門柱とかもいに塗りつけた家はすべて、初子を打ち殺される死の目を免れ、救われたように、イエス様の血潮を私たちの良心の門柱とかもいに塗りつけて暮らす時、私たちは罪と咎を贖われ、悪魔の権勢から解放されるようになるのです。
その次は、毎日子羊の肉を食べながら暮らさなければなりません。イスラエルの民たちが過越しのいけにえである子羊の肉を食べたのは、荒野を通り過ぎる時、病気に罹らず、疲労せず、祝福していただいて荒野を無事に通るようにするためでありました。子羊の肉は、“神様の御言葉”を象徴します。ですから私たちは、荒野のようなこの世を生きる間に、毎日霊の肉である神様の御言葉を読み、口ずさまなければなりません。
そうする時、私たちのたましいは疲れず、力と勇気を得て、力強く天国への道に歩むことができるのです。
また、聖霊さまのお導きをいただいて生きなければなりません。イスラエルの民たちが荒野に踏み入るや否や、神様が、昼は熱い太陽の輝きをさえぎる雲の柱で、日が暮れたら闇を明るくし、寒さを防いでくれる火の柱で、イスラエルの民たちの行き道を導いてくださいました。
このように、こんにち、聖霊さまは私たちの雲の柱、火の柱となられて、永遠のカナンの地である天国まで私たちを導いてくださいます。ですから、私たちはいつもお祈りと御言葉を口ずさむことを通して、聖霊さまのお導きをいただく人生を生きて行かなければならないのです。
お祈り
過越しのいけにえの子羊となられたイエス様!
今日も私たち家族一同が、イエス様の尊い血潮を、体と心に塗ることができるようにしてください。すべての災難が離れ去り、悪魔の支配から解放され、ひとえに主だけを見上げながら生きるように導いてください。私たちが毎日、神様の御言葉を食べ、聖霊さまのお導きにあずかって勝利の生活を営む家庭となるように、助けてください。
イエス様の御名によってお祈り申し上げます。アーメン!
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