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7月6日


■自分の職分に熱中しなさい

「 歴代誌 第一 9章:28節〜33節 」
9:28 彼らの中のある者は、務めの器具をつかさどった。数を合わせてこれらを運び入れ、数を合わせてこれらを運び出した。

9:29 彼らの中のある者は、器具、すなわち聖所のすべての器具と、小麦粉、ぶどう酒、油、乳香、バルサム油の管理を割り当てられた。

9:30 祭司の子の中には、バルサム油の香料を調合する者たちもいた。

9:31 レビ人のひとり、コラ人シャルムの長男マティテヤは、その職責として手なべの仕事をつかさどった。

9:32 また、ケハテ族の彼らの同胞のうちには、並べ供えるパンをつかさどり、安息日ごとにこれを用意する者たちもいた。

9:33 この人々は歌うたいであって、レビ人の一族のかしらであり、各部屋にいて、自由にされていた。昼となく夜となく彼らはその仕事に携わったからである。




イスラエルの十二部族の中で、ただレビ部族だけが神様の宮で仕える職分に任じられることができました。今日の本文「歴代誌第一9章28節〜33節」には、神様の宮で仕えるレビ部族の職分に関して記録されています。いけにえを捧げる時に使う器具を管理する職分、聖所の器具と祭司たちの体に塗るバルサム油を作る職分、穀物のささげ物として捧げるパンを焼く手なべの仕事をつかさどる職分、安息日ごとに種を入れないパンを並べ供える職分、そして賛美する職分などがそれです。

こんにち、王である祭司の職分に任じられている私たちも、このように、聖殿(教会)で神様に仕える権利と資格があります。私たちも、任じられた職分に従って教会学校の教師として、聖歌隊員として、宣教会の会員として奉仕しています。

ところが、ひとつの重要な事実があります。『この人々は歌う隊であって、レビ人の一族のかしらであり、各部屋にいて、自由にされていた。昼となく夜となく彼らはその仕事に携わったからである』(9:33)と記録されているように、当時のレビ人たちは、彼らの生活自体が全面的に神様の聖殿で奉仕することであったのですから、ひたすらに自分が任じられている職分にだけ熱中したのです。

私たちは、この世の中で職業を持っています。この職業は神様が与えてくださった相続です。従って1週の中6日間は、神様が与えられた職場で最善を尽くして働かなければなりません。そして7日目の“主日”には、教会に出席して神様に仕えることに熱中しなければならないのです。

世の中での生活と教会での奉仕は、決して分離することができません。世の中での生活は、教会で神様に仕える生活の延長とならなければなりません。私たちに与えられたすべての生にあって、ちょうど神様に仕えるが如くに最善を尽くすとき、私たちの人生は神様に栄光をお帰しする人生となるのです。




お祈り

私たちに職分をお与えくださった、父なる神様!

家庭で、職場で、学校で、教会で、与えてくださった職分に最善を尽くして、神様に栄光をお帰しすることができますように、是非とも助けてください。

イエス・キリストの御名によってお祈り申し上げます。アーメン!