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7月27日


■責任がある物質管理者

「エズラ記 7章16節〜20節」
7:16 バビロンのすべての州で、あなたが得るすべての銀と金、それに、エルサレムにある自分たちの神の宮のために、民と祭司たちが進んでささげたささげ物をも合わせて携えて行くために遣わされているからである。
7:17 それゆえ、あなたはその献金で、牛、雄羊、子羊、また、そのための穀物のささげ物と注ぎのぶどう酒を心して買い求め、エルサレムにあるあなたがたの神の宮の祭壇の上で、それをささげなければならない。
7:18 また、残りの銀と金の使い方については、あなたとあなたの兄弟たちがよいと思うことは何でも、あなたがたの神のみ心に従って行なうがよい。
7:19 また、あなたの神の宮での礼拝のために、あなたに与えられた器具は、エルサレムの神の前に供えよ。
7:20 その他、あなたの神の宮のために必要なもので、どうしても調達しなければならないものは、王の宝物倉からそれを調達してよい。




神様は、ベルシヤの王アルタシャスタの心を感動させられて、イスラエルの民たちが捕虜から帰還することができるようなさいました。これが第2次捕虜帰還です。この時、アルタシャスタ王は特別詔書まで下して、神の宮の再建に当てる財物を援助してもらうことができるようにしました。このことのためにエズラは、エルサレムに帰ってくることができました。この時、アルタシャスタ王がエズラに下した詔書を通して、私たちは物質をどのように使用することが祝福になることであるかを知ることができます。

 今日の本文に、「エルサレムにある自分たちの神の宮のために、民と祭司たちが進んでささげたささげ物をも合わせて」と記録されています。イスラエルの民たちは、先祖代々が神様に逆らいましたが、一つ、立派な点がありました。それは、神様の宮を建てる時には志願する心で、喜びを持ってささげ物をささげることによって、不足することがないようにした、ということです。

モーセが荒野で神様のための幕屋を建てる時には、民たちがささげたささげ物があまりにも多くて、モーセが民たちに、もうささげ物を持ってくるのをやめなさいと命令しなければならなかったほどでありました。(出エジプト記36:3〜7参照)。

しかし、私たちはどうでしょうか?自分のために使用する時には惜しまずに、神様の宮にささげる事にはあまりにも吝嗇なのが私たちの姿です。「マタイの福音書6章21節」に、『あなたの宝のあるところに、あなたの心もあるからです。』と記録されています。私たちが物質をどのように使用しているかを見たら、私たちの信仰の真面目を見ることができるのです。

すべての物質の主人は神様です。神様が私たちに与えてくださった物質を、神様の御国(宮)を建てることにお返しすることは、物質の管理者としての私たちの義務であり、特権であり、また祝福なのです。




お祈り

すべての物質の主人であられる、わが父なる神様!

私たちを物質の管理者として立ててくださって、有難うございます。イスラエルの民たちが神様の宮のために、喜びを持ってささげ物をささげたように、私たち家族一同も、物質を神様の御国を建てることに、美しく使うことができるように知恵を与えてくださり、導いてください。 

イエス様の御名によりお祈り申し上げます。アーメン!